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ファイナルファイト カプコン ぬやん アーケード
ffight.gif (19880 バイト)
レビュー
  えー、今の悪しきカプコンの基礎がストUにあると思ってる人もいると思いますが、俺はこのファイナルファイト(以下FF)にあると思っています。
  ストリートファイターなど、その他にも「格ゲー」に分類しようと思えば思えますが、カプコンが自身の方向性を決めたのは、このゲームのヒットに他ならないと思います。
  俺がこのゲームを初めて見たとき、「ああ、こういう方向にゲームは進むのかな」という漠然とした不安を覚えたのを記憶しています。
  このような「横スクロール型格闘モノ」はそれまでにもありました。ダブルドラゴンなどが有名どころですね。
  しかし、それまでのと決定的に違ったのは、「攻撃のスピード」と「全体のスピード感」にあると言えるでしょう。この手のゲームはそれまで、実にスローモーな攻撃とスローモーな動き、さらに理不尽な敵の反撃など、実にストレスの溜まる作りでした。
  ところが、このゲームの主人公は「魁!男塾」のJのフラッシュピストンマッハパンチ張りの攻撃を繰り出し、さらには派手なジャンプ攻撃に加えて、同社得意の「メガクラッシュ」にあたる必殺技まであり、実に派手かつ爽快なつくりになっています。
このゲームが大ヒットした後、カプコンはバカの一つ覚えのごとく同系のゲームを量産して行くことになります。そう、ある意味「ストUのミニ前例」をここで作っていました。
  イロイロな意味でこのゲームはゲーム史上に意味を残したと思いますね。

  プレイヤーは、ハガー、コーディ、ガイの3人から選びます。
ゲームは横スクロール型アクションで奥行きのある画面。敵味方にそれぞれHPがあり、無くなるとミス(または撃破)となり、残機が無くなるとゲームオーバーです。
コンティニューはありで、コンティニュー後も不利になる要素は無く、いかにもライトユーザに金を落としてもらおうと言う感じで、実際にそうでした(この頃ゲーセンでバイト中)
  操作は、「ファイナルファイト型」という言葉があったほど(俺ら内だけ?)有名なシステムで、8方向レバー+2ボタンという構成です。

  基本的に以下の攻撃を繰り出します。
      通常状態:パンチ連打からのフィニッシュブロー
            ガイ: 裏拳×2 → ボディブロー → 肘打ち → ハイキック
            コーディ: ジャブ×2 → ボディブロー →アッパーカット
            ハガー: ボディブロー → 両手打ち下ろし(?)

  またフィニッシュブローの時に、レバー縦方向と同時で敵を逆側に投げられます。
ジャンプボタンと攻撃ボタンでジャンプキックで転ばせる事が出来、ジャンプキック時に下キーで違う技にもなります。更に捕まえてから方向キーなしで羽交い締め(笑)や、ハガーでは捕まえてからジャンプ中に攻撃ボタンでジャンピングパイルドライバー(?)などが出来ます。
  さらに敵に囲まれたときなどに有効なのが、ボタン2つ同時押しの必殺技です。これは無敵状態になって広範囲の同一Y軸の敵を蹴散らし、変わりにHPを消費します。イメージは、実質的に「メガクラッシュ」みたいなものですね。
それにしても、レバーとボタン2つでこれだけ多彩な攻撃が出来るのは、当時として画期的だったと思います。

  ステージの最後にはボスがおり、そいつを倒すと面クリアで全6面を戦います。
このボスを倒すには非常に有効(というより必須)の技に「はめパンチ」または「キャンセルパンチ」というものがあります。
  これは、普通に攻撃するとフィニッシュブローが入って敵を転がしてしまうため、転がさないようにフィニッシュブローの前に逆側にパンチを繰り出し、すぐにもう一度攻撃することで、敵は転ぶことも攻撃する事も出来なくなります。
  多くのボス戦は、最小のダメージですぐにハメに入り、ひたすら削ってそのまま倒す事も出来ましたね。これは雑魚戦でも有効で、これが出来ないとクリアは無理と言っても良いかと思います。結構リスキーなわざなので、卑怯技でもないですしね(笑)

次にステージ紹介です。
このゲーム、俺があまり得意じゃないのでホントに紹介だけです。

1面はスラム街。最初と言うことで、まあ簡単ですね。
でも、敵の攻撃にハマルと一気に死んでしまうので、ハマリそうな敵(パンク野郎とかナイフ野郎)に攻撃されたら、即必殺技で抜けた方がよいですね。
ボスはダムド。マッチョなスティービーワンダーって感じで、ある程度ダメージを与えると画面端に逃げて(当り判定無し)口笛を吹いてザコを呼びます。一定時間経過で大ジャンプキックしてくるので、軸をズラすか左方向にジャンプキックで敵を蹴散らしながら素早く逃げるのが良かったと思います。

2面は地下鉄。アンドレJr.が強敵ですな。あと、イノブタみたいなハゲオヤジも注意。
ボスはソドム。二刀流の日本刀(?)で、やはり日本製らしきカブトを被っていますが、趣味の悪いファッションを見ると、中身はニホンかぶれのイカレ外人といったところ(笑)
転ばすとタックルして来るので、Y軸ずらしで捕まえたらキャンセルパンチでHPをガンガン削っていかないと、こっちもかなりのダメージを受けます。つーか、死にます(^_^;

ボーナスステージは車壊しです。
ストUにもありますね。車種はインスパイアかなんかのアコード系?

3面は繁華街
オカマ野郎がうるさいですが、確実に固めつつ倒していけばそれほど難しくないです。
中ボスはアンドレ2人。コーディならナイフ、ハガーなら鉄パイプか刀で叩きます。ガイだと、マトモにハメパンチがいいのかな?とにかく片方に固めると楽ですね。
ボスは悪徳警官。名前はエディだったかな?忘れました(^_^;
つかもうとしてもかなりの間合いが広い警棒で殴られるので、俺はザコを投げつけたり、ザコの山に巻き込んでのパンチでHP削ってました。ボスが最初に落とすガムは体力が結構回復するんで、汚いと文句を言わずに拾いましょう(笑)
で、メーターが黄色くなったら画面下を通って左右からピストルを使ってくるので、下を通るときに捕まえます。絶対に左右に寄せたらダメです。絶対死にます。

4面は鉄鋼所?(スーファミ版にはないはずです)
前半は、なんか炎が噴出しているエリアです。
俺的に、BGMがなんか知らないけど「山口百恵」を連想させます(謎)
炎は決まったところしか噴出さないので、安地を探すかタイミング良く抜けるしかないです。でも、敵も炎でダメージを受けるので、誘い込んだりぶっ飛ばして炎で追い討ちというのは有効。工場内といった所を抜けて、工業用の巨大エレベータとボス戦。
ボスはロレント。序盤はザコとの複合攻撃がムチャつらいです。
それにこいつの投げはかなり間合いが広いので、3面と同じくザコを当てたり必殺技で確実に削った方がいいかも。俺はこのボスをノーミスで超えたことはありません(-_-;

ボーナスステージはガラス割り。
影を見てY軸をきちんと合わせないとはじかれます。
ランクにもよるでしょうが、時間は結構長めなはずです。

5面は海沿いの道です。
「〜地帯」みたいに同じ系統の敵が複数出てくる場所が多いですね。
オカマはジャンプがうざくて結構苦戦しますが、あとは左右ジャンプキックでばらしたり、固めて削る方法が良いと思います。はめられそうになったら、迷わず必殺技ですな。
中盤はトイレ?スラッシュ系のガードしてくる敵が多いので、武器で殴ると良いですね。
後半は埠頭といった感じの場所。火炎瓶野郎(?)の投げつける炎は、パンチではじかないと確実にダメージを食らいます。危なくなったら落下点でタイミング良くジャンプ。中央から外に広がるので、これが一番焼かれない良い方法だと思います。
ボスはアビゲイル(だったかな?)。
アンドレの親玉って感じの攻撃をしてきます。
コーディならアビちゃんが突っ込んでくるとき連射していれば捕まえられますが、他のキャラは速度や間合いの関係で辛いかも(不明)。1発のダメージはデカイですが、捕まえやすい敵なので俺は慣れたら比較的楽だったような気がします。

6面は最終面
最初は近代的な市街地です。前半の攻撃は意外にたいしたこと無いです。
(いろんな意味で)高そうなビルに入り、長いエレベータを上って庭園らしきところに出てから、またビル内に入ります。ナイフ野郎が結構むかつきますが、壁に押し付けて倒したりしましょう。さらに進むと、ヨーロッパ風の背景を抜けて最終ボス戦です。
ボスはベルガーです。動きとしては、3面ボスに似てます。
電動車椅子に乗ってますが、あっさり捕まえられます。攻撃はナイフの出るボーガン。
パンチで捕まえたらナイフを打ち上げて来るので、パンチで散らすかY軸をずらして回避します。とにかく、捕まえるのが重要。
ベルガーをブチ飛ばしたら、ビルの下に落ちていきます。
クリアすると、何故か全員集合してエンディングです。

でも、「誰にも出来ない生き方」とはどんな生き方なんでしょう?
きっと、トンでもなく不幸な生き方でしょうね(-_-;
そう言えば、ストVだったか何かでこいつってば囚人服で出てませんでしたっけ?
しっかり「普通じゃない生き方」をしてますな。
オヤジはプロレスラーになちゃってるし、娘は不幸だな。
まあ、バカそうな女だからどうでもいいんだけど(爆)

で、総評です。
えーと、これは俺が当時ゲーセンでバイトしてた時にあったゲームなんですが、なんかそれまでのシューティング全盛時代を壊した張本人みたいな感じで好きじゃなかったですが、実際はシューティングが下火になった原因はむしろ(シューティング)内部にあったことに気付いたので再評価してみました。
このレビューの前半に客観的な見方風に書いてますが、あれはあくまで俺の主観的な総評になるでしょうね。ということで、終わりです(^_^;
あまり思い入れの無いゲームなのに、なんかいつになく長くなってしまった。