プレイステーション
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| トワイライトシンドローム |
| 一時、「学校の怪談」とか「トイレの花子さん」とか流行ったじゃない。 あの辺りのゲームで、いかにも一時的な「企画モノ」っぽい印象があったんだけど、これがどうして結構面白いんだな。ちなみに○○編ってのが2本で完結なんだけど、どっちも面白いよ。 操作体系とか画面構成が、一つのゲームとして確立してあって、しかも内容の方も一番の売りである「怖さ」がはっきりと表現されている。 主人公は女子高生3人という設定だけど、俺みたいなヤツがプレイしても違和感無く感情移入できる。 内容は「あなたの知らない世界」をゲームでプレイさせられる感じの霊的なストーリー。実際は、噂話を確かめに行く形で物語りは進行していく。 章ごとに一つのストーリーなんだけど、タイトルコールが結構怖かったりする。 「しんれぃしゃしん・・・りょーさんこぉーえん(心霊写真量産公園)」 って感じで、無感情にかつ複数の魂がしゃべってるみたいで、夢に出そうになる。 怖い物好きな兄貴には、自信を持ってオススメするじょ。 |
| ムーンライトシンドローム |
| 一応、トワイライトシンドロームの続編って事になってるんだけど、全然別物って思って間違いなし。 前回は、心霊スポットに自分たちから足を踏み込むって感じのストーリー展開だったんだけど、今回のは自分たちの回りにどんどん不思議な現象がおきていくというもの。 しかも心霊というよりも、人の狂気。マッドなやつらとのお付き合いって雰囲気のストーリー展開にはうんざり。 しかもストーリーは完全な1本道で、ゲーム性は無いに等しい。 ストーリーを読ませるサウンドノベルでも、選択肢によってエンディングぐらいは千差万別に変化するが、これはそれも無し。コストや開発期間的に無理だったようだね。それともこれが企画の意図する表現なのか? ゲーム的な部分は、選択肢を間違うと同じ場所を繰り返し歩かされたり、そういう足かせでしか無いのがダメダメ。シナリオライターや企画者の意図は見え見えで、キャラの心情や因果関係をわざと難解にして、「お前ら意味わかるか?」みたいな見下した態度とっているくせにそれほど厚みはなく、衝動的な狂気を神や悪魔などの心理的な存在に代弁させているのには、正直言ってつらいなぁと感じた。 うん、現代の人間たちの(特に子供や若者)の深層心理にある歪みを表現しようとしてるのはわかるよ。それで共感してもらおうとか、わからない人に理解してもらおう(そうしなくても事実として認めさせよう)としても、全然伝わらないんだよね。伝わった人には深く語り掛けるかもしれないけど、少なくとも俺には全然ダメだった。 笑えたのは、チサトっていう主要人物の一人がなんだか解らない神とか悪魔みたいな存在だったこと。 なんつーか、後付けで「彼女は実はお姫様でした」な感じの人を小馬鹿にした設定は、前作をプレイしてた人間にとっては世界観(つーか現実味)を思いっきりぶち壊してくれちゃって、これをプレイしたせいでトワイライトシンドロームの「ゲームとしての評価」まで下がらざるをえなかったのには閉口。 テーマソングは好きだよ。退廃的かつ、どこか淋しさを感じる歌で。 で、結局このゲームの評価。自分の人生に幸せを感じててプレイ後にストーリーを全面否定できるか、俺みたいに企画者の意図を逆読みして天邪鬼に嘲笑できるやつしかプレイしちゃだめかも。ちょっと危ない作品だね。 まあ、好きな人は好き。嫌いな人は嫌いだろう。但し、ゲームとしては認めない。 でもこれだけマジメにコメントを書いてるところを見ると、俺もまんざら嫌いじゃないようだな(ぉ |